「邪馬臺(やまと)國=鷹羽國」説
    (福永晋三先生の倭歌が解き明かす古代史)


 笠置山 =「天照大神こと饒速日尊」が降臨

[天神降臨の饒速日尊と天孫降臨の瓊瓊杵尊は、兄弟]

 天神饒速日尊(古事記では天火明命、日本書紀 神代 第九段 一書第八では天照国照彦火明命)と天孫瓊瓊杵尊
(古事記は迩迩藝命)は、兄弟である。(旧事本紀の 饒速日の系譜 

 古事記/日本書紀には弟の「天孫降臨のみ」記されているが、『旧事本紀 天神本紀』に残されている天磐船の件、
饒速日尊の天降りした所を虚空(そら)見つ日本国(やまとのくに)と呼んだ事実が述べられている。

 

 「虚見つ倭(山跡)の国」の源流 ⇒ 「饒速日尊の天降り」=「天神降臨」

『日本書紀(神代 第九段 一書第八)/古事記』の天孫降臨

*.天火明命/邇邇藝命、彦火明命/瓊瓊杵尊

 

『旧事本紀(天神本紀)/日本書紀(神武紀)』の天神降臨

*. 天磐船の件(くだり)

 

『古事記 天孫降臨』

 「此地(ここ)は韓國(からくに)に向ひ、笠沙(かささ)の御前(みさき)を眞來通りて、
朝日の直刺す國、夕日の日照る國なり。
 故、此地は甚(いと)吉き地」と詔りたまひて、底つ石根に宮柱ふとしり、高
天の原に氷椽たかしりて坐しき。

 記事の赤字の箇所は、天照国照の称号と呼応すると考えているから、饒速日尊笠置山頂での詔であるなら、
ここが倭奴国発祥の宮であり、新・高天原なのである。

 上記は、福永晋三先生のタイトル『「天満倭」考-「やまと」の源流』の  資料(平成16年如月) 6ページ
 あります。