「邪馬臺(やまと)國=鷹羽國」説
    (福永晋三先生の倭歌が解き明かす古代史)


 岩石山=ソホリの山(山の西側:ソホリ野)/添田神社(岩石城)/東山麓の野:吾勝野

 福永晋三先生の著書『倭歌が解き明かす古代史 真実の仁徳天皇』の 「Ⅱ 飛ぶ鳥の明日香』の中の「赤村の歴史・古伝承」の項に「岩石山の東麓一帯の野を 吾勝野 と称した。」の記述があります。

■ 『日本書紀』「神代紀」には、「添山」と書いて、「曾褒里能耶麻(そほりのやま)

   『白山縁起』によるとこの山は、太古、韓国から兄妹の三神「ソホリの神」が渡来して、持ってきた木の種を蒔いて、この岩ばかりの山を開いて緑の山にしたので、はじめは「ソホリの山」、山の西側の野を「ソホリ野」といっていた。

   『日本書紀』「神武紀 己未年」の記述

「画像(神武紀)」

*.ソホリ=層富

 

※ 古事記を読む-神武から景行まで(平成28年9月25日、於 添田町町民会館)の講演より

<ソホリ(添)の里(岩石山)>

ソホリ(添)の里
正勝吾勝勝速日天之忍穗耳命は饒速日尊
 (天照大神)の父

 日本書紀では忍穗耳命が天神でもある。
 この神は、田川の伝承では、英彦山から
 香春岳二ノ岳に降臨した神
である。
 二ノ岳では天之忍骨命
※ 岩石山=ソホリの山(添田町観光マップ)
 故、其の大年神、神活須毘神の女、
伊怒比賣に娶ひて生める子、大國御魂
神。次に韓神。次に曾富理神。次に白
日神。次に聖神。五の神。
(古事記)
ソホリの神 = 古代朝鮮語
       ソフル(京城・王都)の神

*.天忍穂耳命 = 天忍骨命の 豊国北伐 (南の 英彦山 から北の 香春岳 を攻める)。
 また、『古事記 大国主神』の段に「曾富理神」が出てくる。

 

<ソホリ(添)の里(添田神社)>

ソホリ(添)の里
添田神社
 田川郡添田町の中央、岩石山の
ふもとにある「添田神社」は、旧
添田村の産土神で知られるお社。
 その昔、山頂に天忍穂耳命なる
神様がおまつりされていたことに
由来し、保元三年(一一五八年)、
かの平清盛が同地に岩石城を築い
た際に、ふもと(現在地)に新し
いお宮をつくらせ、太宰府天満宮
(菅原神)の分霊を合祀したこと
がはじまりと言われています。

 

以下、2021年12月3日(金)、『新説日本書紀』第9回講座より

<國見丘(岩石山)>

  「八十梟帥を國見丘に擊つ」の説明は  こちら からご視聴頂けます。

第二次東征
八十梟帥を國見丘に擊つ
 冬十月の癸巳(みづのとのみ)(ついたちのひ)に、天皇、其の(いつ)()(おもの)(たてまつ)りたまひ、(いくさ)(ととの)へて出でたまふ。
 先づ八十梟帥を國見丘に擊ちて、破り斬りつ。

國見丘:福永説は岩石山
下図の八畳岩の近くに「国見岩」がある

岩石山案内図
国見岩Ⓒシニアを生きる
国見岩

<所在地のGoogelマップ>